美容院で白髪染めをしても、1か月も経てば髪が伸びてまた白髪が見えてきます。
その度に美容院に行くと髪が傷むしコストもかかりますよね?
そんな時は髪にも地肌にも優しい白髪染めを使って、ご自身で部分染めをされてはいかがでしょうか。
目次
部分的な白髪は自分で染める
美容院に行けば伸びてきた部分のみ染めるリタッチや、顔回りやこめかみなどの部分染めもしてもらえますが、やはりコストがかかります。
また、いくら髪を傷めにくい薬剤を使っていても、頻繁に白髪染めをするとどうしても髪や頭皮にダメージはかかります。
頭皮が傷むと毛が細くなったり、抜け毛が増えたりと、健康な髪の発育に悪影響を及ぼします。
白髪があると実年齢よりも老けて見られるため、なんとか染めたいところですが、白髪染めをしすぎると髪の艶がなくなりパサパサになってしまいます。
艶がなくパサついた髪も老けて見える一因となります。
そこで今回は、ご自身でできる、髪にダメージを与えず部分的に白髪染めをする法をお伝えしていきます。
髪を染めず手軽に白髪隠し
まずは白髪「染め」ではなく、お手軽にできる「隠す」方法です。
出かける時に白髪を見つけてしまった。こめかみの白髪が目立ってきた。
そんな時は、サッと手軽に白髪を隠せるヘアケアグッズ「白髪隠し」が便利です。
一時的に白髪に色を塗るタイプなのでシャンプーで洗い流せます。
染めるわけではないので髪を傷めません。
スプレー式、ペン型、ファンデーション、マスカラタイプなどいろんな形がありますので、ぜひ使い勝手の良さそうなものを見つけてみてください。
♥塗ると徐々に染まるタイプのものもあります。
※注意※
硝酸銀が入っている白髪染めを使う場合は、その毛染め液以外の使用やパーマは避けることをお勧めします。
硝酸銀はアルカリと反応すると緑色に変色するため、髪が緑色になってしまいます。
市販の髪を傷めない白髪染めの種類
最近はさまざまなタイプの、髪にダメージが少ない白髪染めの商品が販売されています。
以下を参考に、ご自身のスタイルにあった白髪染めを探してみてください。
ヘアマニキュア
髪の表面を染料でコーティングし、白髪に色をのせる方法です。
地肌につくとなかなか取れないので、根元に塗る際は注意が必要です。
メリット
- 髪が傷まず艶もでて指どおりが良くなる
- 1回で色がつく
- 白髪が気になる箇所にのみ塗布することができるため、コストの節約になる
デメリット
- しっかりと塗らないと色がつかない
- シャンプーの度に少しずつ色落ちする
- 明るめの茶色には染められない(暗めの色でないと白髪に色がつかないため)
白髪染めシャンプー
シャンプーに染料が含まれており、髪を洗うたび徐々に色がついていきます。
白髪が点在している方や多い方に向いています。
染色と同時に頭皮も洗うため、染めることだけを注視するのではなく、地肌にも安心して使えるかどうか確認が必要です。
メリット
- 手間がかからない
- 染めている間の待ち時間がない
- シャンプー時に髪が染まっていくので、染め残しやムラができにくい
- 洗髪の度に染まるため、伸びてきた白髪が目立つことがない
デメリット
- 緩やかに染まっていくため、即効性を求める方には不向き
- カラートリートメントよりも効果は緩やか
- 毎日使うためコストがかかる
白髪染めカラートリートメント
トリートメントに染料が含まれているタイプ。
乾いた髪に使うタイプと、濡れた髪に使うタイプがあります。
トリートメントを白髪部分につける際、髪が束になっていると液がつかない箇所ができ、染めムラになってしまいます。
髪を少量にわけて塗ったり、コームを使ったりすることをお勧めします。
メリット
- トリートメントしながら染めるため、髪へのダメージがない
- 白髪が気になる箇所にのみ塗布することができるため、コストの節約になる
- 自然な感じに髪を染めることができる
- 日常的に使用していると、伸びてきた白髪が目立つことはない
デメリット
- 製品により異なるが、週に2~3回もしくは毎日する必要がある
- 1回では染まらないので、即効性を求める方には不向き
- シャンプーの度に少しずつ色落ちする
髪を傷めず部分的に白髪染めするには
少し手間がかかり面倒ではありますが、白髪が目立たない綺麗な髪を手に入れるためにトライしてみてください。
- 美容室で白髪染めをする回数を減らす
- 自分のスタイルにあった白髪隠しを使ってみる
- 髪を傷めないヘアカラーで部分染めをする