睡眠が不足すると疲労が蓄積して免疫力が低下し、大きな病気の原因にもなりかねません。

睡眠不足は白髪にも大きな影響を与えます。

今回は睡眠不足と白髪の関係についてお話しします。

睡眠が不足すると血行が悪くなる

ストレス社会と呼ばれる現代では、昼間起きている間にどうしてもストレスをため込んでしまいます。

睡眠が足りないとこのストレスが緩和されず、体が興奮状態のままになってしまい、血管が収縮して血行が悪くなります。

また寝不足による疲労の蓄積も血行が悪くなる原因となります。

睡眠が不足すると頭がぼんやりするのは、血行が悪くなって脳に十分な酸素や栄養が届かなくなるためです。

同様に血行が悪くなると、髪の毛の色素を作るメラノサイトでも栄養と酸素が不足してしまうため、白髪になりやすくなります。

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睡眠が不足すると成長ホルモンが減る

寝る子は育つといわれますが、人が普通眠っている午後23時から午前2時ごろには、脳下垂体前葉から2~3時間おきに成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは、成長期には体の成長を促進しますが、成人になってからも傷の治癒や肌の新陳代謝、免疫力の向上やストレスの除去などに大きな影響力があるホルモンです。

成長ホルモンが分泌される時間帯に睡眠をとらないと、成長ホルモンのバランスが崩れ、細胞の新陳代謝が悪くなり、メラノサイトによる色素の補給が不足してしまうため、白髪になりやすくなります。

睡眠不足を悪化させる要因

① ストレス

ストレスと睡眠不足は表裏一体の関係にあります。

ストレスが高まると大脳の視床下部からストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリン、ドーパミンが分泌され、体が興奮状態になり、なかなか入眠できなくなってしまいます。

② パソコンやスマホのブルーライト

パソコンやスマホの画面から発生するブルーライトは、可視光線の中では最も波長が短く、目に大きな負担を与えます。

またブルーライトには交感神経を活性化する働きがあるため、メラトニンの分泌が抑えられ、なかなか寝付けなくなってしまいます。

睡眠の周期や自律神経の切り替えをコントロールしている体内時計は太陽の光を浴びることでリセットされます。

ブルーライトは太陽光にも多く含まれているため、寝る前に浴びると体内時計の周期がずれてしまい、眠りにくくなってしまいます。

③ 寝る前の飲酒

ナイトキャップと称して寝る前に酒を飲む人は多くいますが、寝酒は睡眠の質を悪化させます。

寝る前にアルコールを摂取すると入眠はしやすくなりますが、寝ている間も交感神経が活発化するので血行が悪くなります。

またアルコールには利尿効果があるため、夜中に何度もトイレに行くことが多くなり、眠りを妨げてしまいます。

じゅうぶんな睡眠は、量より質

睡眠は必ずしも8時間以上取ればいいというものではありません。

たとえ短い時間でも眠りが深ければたっぷり寝たという実感が得られ、体をリフレッシュすることができます。

また成長ホルモンは入眠から3時間の間に多量に分泌されるので、この時間帯に深い睡眠が取れれば細胞の新陳代謝もスムーズになります。

睡眠不足が原因の白髪を防ぐために

成長ホルモンが多く分泌される午後11時から午前2時は、髪の毛が最も成長する時間でもあります。

この時間帯に質のいい睡眠を十分にとることで、白髪になりにくい身体にすることができるのです。