ヘアカラーはもっとも手早い白髪対策ですが、頻繁に使うと髪の毛や頭皮にダメージを与えるというリスクがあります。
そこで最近注目されているのが白髪染めトリートメントです。
今回は白髪染めトリートメントのメリットとデメリットについてご紹介します。
目次
ヘアカラーとトリートメントはどこが違う?
CMなどで流れていつ白髪染めの多くはヘアカラー(永久染毛剤)です。
ヘアカラーはキューティクルの隙間から色素が髪の内部に浸透していきます。
これに対し白髪染めトリートメント(半永久染毛剤)は髪の表面に色素が吸着して白髪に色をつけます。
以前は白髪染めトリートメントは通販でしか買うことができませんでしたが、最近はドラッグストアなどでも買うことができるようになってきています。
白髪染めトリートメントのメリット
髪や頭皮へのダメージが少ない
ヘアカラーには酸化染料、過酸化水素、アンモニアなどの強い化学成分が使われており、髪や頭皮に少なからぬダメージを与えます。
髪がパサついたり切れ毛になったり時には薄毛の原因にもなることもあります。
これにたいして白髪染めトリートメントは普通のトリートメントの代わりに毎日あるいは数日おきに使っても髪や頭皮を傷めません。
また海藻エキスやヒアルロン酸といった普通のトリートメントと同じような美容成分も配合されており、髪のダメージを補修しながら白髪を目立たなくすることができます。
少しずつ白髪が目立たなくなる
ヘアカラーで髪を染めると白くない毛も同じ色になってしまうため、髪を染めたことがすぐわかります。
これに対して白髪染めトリートメントは白い毛が徐々に染まっていくため、自然に白髪が目立たなくなっていきます。
またヘアカラーで染めた白髪が伸びてくると、根元が白く名だってしまいますが、より染める頻度が高い白髪染めトリートメントならそのようなこともおこりにくいです。
手間がかからない
美容院で白髪染めをすると、シャンプーやカットも含めて2時間前後の時間がかかります。
市販の白髪染めで自分で染めても30分はかかります。
白髪染めトリートメントなら10分ほどで済みますし、1回あたりのコストもかなり安くなります。
白髪染めトリートメントのデメリット
1回でしっかりと染めることができない
ヘアカラーなら1回できれいに髪を染めることができますが、白髪染めトリートメントで白髪を目立たなくするには最低1週間程度使わなければなりません。
使っているシャンプーによって染まりが悪くなる
ポリマーやシリコンを配合しているシャンプーを使っていると、白髪染めトリートメントでは髪が染めにくくなることがあります。
白髪染めトリートメントのかしこい使い方
髪につけてからしばらく時間を置く
初めて使うときは髪につけてから10分、2回目からは5分程度の時間をおいてからお湯でしっかりゆすぎます。
ゆすいだあと髪を温める
お湯でゆすいだ後タオルやシャワーキャップをつけて髪の毛を温めてやると浸透力がアップして染まりがよくなります。
根元にはクシを使う
手を使って髪につけるとどうしても髪の根元が染まりにくくなりがちです。
クシを使うと根元にまでトリートメントが行き渡り、ムラなく染めることができます。
白髪染めトリートメントで髪を健康に
白髪染めトリートメントはヘアカラーに比べると物足りないという人もいるようですが、髪へのダメージが少ないという点はやはり大きなメリットだといえます。
かしこく使ってつややかで若々しい髪をキープしてください。