ビール酵母を主原料にしたサプリメントは、胃腸を整える効果があることで知られています。

じつはビール酵母には白髪を改善する効果もあることで最近注目を集めています。

今回はビール酵母の白髪改善効果についてお話しします。

白髪の治療薬は存在しない

薄毛には、ミノキシジルやフィナステリドなどの治療薬が存在し、専門クリニックで処方してもらうことができます。

これに対して白髪の治療薬はいまだに販売も処方もされていません。

白髪ができるメカニズムは21世紀に入ってからようやく解明されているものの、色素幹細胞の枯渇を防ぐ方法はまだ見つかってていません。

抗がん剤の中に白髪を黒くする効果が認めらたものがありますが、新しい治療薬を開発するには臨床実験も含めると10年前後の時間がかかるため、現状では白髪を治療する医薬品は存在しないのです。

その意味でも、ビール酵母をはじめとする栄養サプリメントの白髪改善効果に対して大きな期待がかけられているのです。

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ビール酵母に含まれている栄養成分

ビール酵母はパンを作るときに使うイースト菌などとおなじ酵母菌の1種で、ビールを作るときに麦汁を発酵させるのに使われています。

その大きさは直径10ミクロンほどです。

ビール酵母を健康食品に応用する研究は明治時代から始まりました。

ビール酵母には40種類の栄養成分が含まれています。

その内訳は9種のビタミン、18種のアミノ酸、9種のミネラル、2種の核酸、総グルタシオン、食物繊維となっています。

ビタミンB群についてはビタミンB12 以外のすべてが含まれています。

アミノ酸については人体を構成する20種のうち16種が含まれています。

なかでも人体では合成することができない必須アミノ酸については9種すべてが含まれています。

白髪に有効な栄養成分

ビール酵母にはメラニン色素の材料となるフェニルアラニンとチロシンが含まれています。

またフェニルアラニンやチロシンの吸収を促進するビタミンB6 や葉酸も含まれています。

さらに造血作用のある鉄や銅が含まれており、頭皮に栄養を届けるのを促進します。

こうした白髪の改善に有効な成分を多く含んでいる点で、ビール酵母は白髪対策のホープとして大きな期待を集めているのです。

副作用の心配はないのか

ビール酵母のサプリメントの多くは指定医薬部外品で医薬品ではありません。

ですから毎日飲んでも副作用の心配はありません。

ただし医師の治療を受けている人は、治療面で栄養の過剰摂取になるリスクがあるのであらかじめ相談をする必要があります。

とくにプリン体を多く含むため、医師からプリン体の制限を指示されている人は注意が必要です。

また1日あたりに飲む量が結構多い(エビオス錠の場合1回10錠を1日3回)ので、物理的に飲み続けるのが大変という一面もあります。

ビール酵母は白髪を改善する栄養の宝庫

ビール酵母に含まれている豊富な栄養成分は白髪だけでなく薄毛の改善にも有効です。

食生活だけではなかなか補いきれない白髪改善の栄養補給のために、積極的に飲むことをおすすめします。