いつの間にか増えてしまう白髪ですが、年齢を重ねることだけで増えるわけではありません。

いくつか科学的なメカニズムによって白髪が生えることが証明されています。そのひとつが「過酸化水素」と言われています。

白髪の原因のひとつとして考えられている過酸化水素とはいったいどのようなものなのか、そして、過酸化水素による白髪はどうすれば対応できるのかご紹介したいと思います。

白髪の原因の過酸化水素とは?

まず始めに過酸化水素とはどういったものなのかを知る必要があります。

過酸化水素とは、活性酸素の仲間で、身近なところでは消毒剤やキッチンなどで使う漂白剤に使われる物質です。

ごく簡単に言ってしまうと「漂白効果がある物質」となるわけですが、実は人間の髪の毛も漂白してしまう力を持っているのです。

髪の毛にこの過酸化水素が蓄積することによって白髪の原因となります。

過酸化水素は、具体的には髪の毛のメチオニンと呼ばれるアミノ酸を酸化させ、結果的にチロシナーゼと呼ばれる髪の毛を黒くするために必要な要素までも壊してしまいます。

このことから過酸化水素は白髪の原因と考えられているのです。

過酸化水素は髪の毛に蓄積してしまうと、髪の毛を黒く保つための正常な細胞を壊してしまうやっかいな存在なのでした。

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白髪の原因である過酸化水素はなぜ蓄積されるの?

白髪になってしまう原因のひとつ過酸化水素ですが、実は人間の体内で生成されています。人間が生きていくために必要な酸素のなかに過酸化水素が含まれているため、避けたくても避けられないのです。

酸素のなかには4つの「スーパーオキシド」「過酸化水素」「ヒドロキシラジカル」「一重項酸素」と呼ばれる活性酸素が含まれており、そのなかのひとつが過酸化水素なのです。

漂白剤にも使われるような強い物質の過酸化水素は、人間が自然に作り出すカタラーゼなどによって分解されるため、大きな害になることはありませんが、加齢するに連れてカタラーゼなどが体内で十分に生成されず、過酸化水素を分解できず、結果的に白髪の原因になるのです。

白髪の原因の過酸化水素の蓄積を防ぐ方法

自然に蓄積されてしまう白髪の原因となる過酸化水素ですが、蓄積を防ぐというよりは「分解させる」ことで白髪になることを防ぐことが可能と考えられています。

具体的には過酸化水素を分解する力を持った「酵素」の摂取量を増やし、さらに過酸化水素を分解するための「栄養素」も補う必要があります。

そのためには、カタラーゼ、ビタミンC、グルタチオンペルオキシダーゼなどを積極的に摂取するとよいでしょう。

加えて、髪を染めたりヘアケアなどをする際に、無意識に蓄積されてしまう過酸化水素にも注意が必要です。

特に脱色材には過酸化水素が含まれているので、意識的に避けるようにしてください。

白髪の原因の過酸化水素を攻略するには

  • 過酸化水素とはどういうものかを理解する
  • 過酸化水素が白髪にどのように影響するのかを知る
  • 過酸化水素を避けるのではなく、分解することを意識する
  • 分解するために必要な酵素と栄養素を摂取する