白髪の原因は老化や頭皮の血行不良だけでなく、内臓の不調によっておこることもあります。

今回は腎臓を中心に、内臓の不調が原因によって起こる白髪についてお話しします。

どんな内臓の不調が白髪の原因になるか

腎臓

腎臓は血液中にある老廃物をろ過して、身体に悪い物質を尿として体外に排出する機能を持った臓器です。

またエリスロポエチンというホルモンを分泌して血圧を調整し、カルシウムの吸収に必要なビタミンDを作る働きもあります。

腎臓の機能が低下すると血液中に汚れがたまってしまうため、血液の流れが滞り、頭皮に十分な栄養が届かなくなってしまいます。

カルシウムの吸収機能も低下してしまうためメラノサイトの機能が低下し、メラニン色素が作られにくくなってしまいます。

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肝臓

肝臓は小腸で消化吸収された栄養素を、エネルギーに変換して体内に送りだしたり貯蔵する働きがあります。

またアルコールやニコチンなどの有害物質を分解して無害にする役割も担っています。

肝臓の機能が低下すると、栄養やエネルギーの供給力が弱まるため、髪にも十分な栄養がいきわたらなくなり、白髪の原因となります。

食物の消化器官である胃の働きが落ちると、十二指腸や小腸に負担がかかり、十分に栄養を吸収できなくなります。

このため髪も栄養が不足して白髪の原因となります。

内臓によってちがう白髪が生える場所

内臓の不調が原因の白髪は、その生える場所によってどの内臓が不調なのかをある程度見分けることができます。

腎臓が原因の場合は後頭部、肝臓が原因の場合は側頭部、胃が原因の場合は頭頂部に白髪が生えることが多いです。

このほかにも眼精疲労が原因の場合はおでこやこめかみ、痔や便秘など肛門系の不調は前頭部、虫歯や歯周病など歯の異常は耳の周りに白髪が生えることが多いです。

腎臓を元気にするために

冷たい飲み物を控える

暑い時に冷たいものを飲み続けると、血管が収縮して腎臓に血液がスムーズに流れにくくなります。

夏場でも冷たい飲み物はなるべく控えて常温や温かいものを飲むことを習慣づけましょう。

お腹を冷やさないようにする

内臓の冷えは腎臓の機能低下を招きます。

半身浴や腹巻などによって体を温めることで、腎臓のろ過機能が促進されます。

腎臓に良いものを食べる

腎臓を元気にする食べ物の代表としてシジミがあります。

シジミにはビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、タウリンなどが豊富に含まれています。

なかでもオルニチンという成分は腎臓の中のアンモニアを解毒する作用があります。
また肝臓の機能を高めることで腎臓への負担を軽くしてくれます。

 睡眠の質を上げる

睡眠をとる上で大事なのは、睡眠時間の確保よりも規則正しい睡眠のリズムによってその質を上げることです。

平日や休みにかかわらないリズムで睡眠を取ることで、腎臓の機能は確実にアップします。

とくに成長ホルモンが分泌される夜11時から深夜2時にかけてはしっかり眠ることを習慣づけるようにしましょう。

腎臓が元気になれば白髪も改善する

白髪は内臓の調子をチェックするバロメーターでもあります。

急に後頭部に白髪が増えたときは、腎臓が弱っている可能を考えて、早めにケアするようにしてください。