フケや円形脱毛症など、髪のトラブルがストレスによって起こることはよく知られています。

とくにまだ若いのに急に白髪が増えたという場合は、原因としてストレスを疑う必要があります。

ストレスが白髪の原因となる仕組みとその改善法についてご紹介します。

なぜストレスが白髪の原因になるのか

ストレスを受けると、人間の身体はそれに対抗するために、自律神経をつかさどっている脳の視床下部に信号を伝えます。

これによって視床下部から分泌されるホルモンは、自律神経の交感神経を活発化して全身を緊張状態にするため、全身の血行が悪くなります。

血行不良なると、毛細血管に血が十分に流れなくなり、身体中に栄養がいきわたらなくなります。

この時血液は消化器や呼吸器といった生命の維持に不可欠な臓器に優先的に送られ、髪の毛のような直接生命に影響のない組織は後回しになります。

こうして頭皮をめぐる血液が不足することで、メラノサイトの増殖が起こりにくくなり、メラニン色素が減少していくのです。

これにストレスの直接的なもととなる睡眠不足や食生活の乱れが加わると、自律神経のバランスの乱れや栄養不足がより深刻になり、さらに白髪が進むことになってしまいます。

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ストレスが原因の白髪の特徴

こめかみがまとまって白くなる

個人差はありますが、ストレスが原因の白髪はこめかみに現れることが多いです。

こめかみは動脈が枝分かれして急に細くなっている場所なので、ストレスによる血行不良の影響がより顕著に表れます。

イライラが募るとこめかみが痛くなることがあるのも、ストレスによる血行不良が原因です。

原因がなくなれば黒髪に戻る

ストレスによる白髪は、老化や遺伝による白髪と違って、髪の毛の色素を作るメラノサイトの機能そのものはまだ元気なので、ストレスの原因を取り除けば、また黒くなる可能性が大きいといえます。

抜いたり染めたりするよりも、まずストレスの原因を解消することを考えましょう。

ストレスによる白髪を改善するために

現代社会では、仕事上の悩みや人間関係のもつれなど、ストレスのもとを根本的に断ち切ることはなかなか難しいことかもしれません。

まずは毎日の生活習慣のなかで、改善できそうなところを見つけるようにしましょう。

睡眠と栄養を十分にとる

生活のリズムをできるだけ規則正しくして、睡眠をしっかりとるようにすることで、自律神経のバランスはかなり改善されることができます。

メラノサイトを活発にするヨウド、メラニン色素の原料であるチロシンなど、白髪の予防に良い栄養素を含んだ食べ物をバランスよくしっかり食べることも大切です。

 頭皮マッサージをする

指の腹で頭皮を軽くマッサージをすることで、血行をよくして毛根に栄養を届けるようにしましょう。

腹式呼吸をする

最も手軽にできるストレス改善法として腹式呼吸による深呼吸があります。

意識的に横隔膜を下げてゆっくりと呼吸を繰り返すことで、副交感神経が活性化し、自律神経のバランスを整えることができます。

眠る前など時間を決めて、毎日やるように習慣づけましょう。

有酸素運動をする

ウォーキングやストレッチなど、適度な有酸素運動をすることによって、血液のめぐりを良好にして、頭皮に十分な酸素と栄養素が届くようにしましょう。

ストレスが原因の白髪は、もとに戻せる!

ストレスが原因の白髪は、意識的に生活習慣を変えていくことで、確実に改善することが期待できます。

白髪の原因としてストレスが思い当たる人は、まずできることから始めてみるようにしましょう。